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アノマリーの法則とは?自分で真偽を確かめない限り、信用しない方が良い

アノマリーとは、「なぜか理由は分からないけれど、なぜかいつも特定の動きをするらしい」という為替レートの動きを言います。ウェブサイトを検索すると、いくつも出てきます。複数のサイトで見つかるアノマリーの例を挙げますと、以下の通りです。

アノマリー1:窓

窓については、別記事「窓のアノマリー」にて詳細に検討します。その内容を簡潔に確認しますと、「金曜日終値と月曜日始値の間に差がある場合、月曜日の為替レートは、金曜日の終値の方向に進みやすい」ということです。


アノマリー2:ゴトー日

毎月5のつく日(5日、15日、25日)と、10の倍数(10日、20日、30日)について、早朝から午前9時55分にかけて米ドル/円(USD/JPY)が円安になりやすいとする説です。9時55分には、銀行から仲値(なかね)が発表されます。その仲値を基準にして、銀行など金融機関は顧客と外貨を取引します。


アノマリー3:3月の円高

日本企業は3月に決算を迎えることが多いです。決算対策で円を必要とするため、外貨を円に替えるらしいです(本当でしょうか?)。すなわち、これが正しいならば、円高要因ということになります。


アノマリー4:4月の円安

3月の反動で円安になりやすいらしいです。また、ゴールデンウィークで海外に行く人が多いので、その影響で円安になりやすいらしいです(本当でしょうか?)。

アノマリーは、バックテストで正否を確認できる

ゆったり為替は、一言でいってしまえば「バックテストのオタク」です。

バックテストとは、過去の為替レートのデータを用いて、特定の傾向があるかどうかを調査することです。特定のトレード手法は有効だろうか?アノマリーは本当だろうか?こういったことを調べていきます。


IT技術が発達していなかったころ、バックテストをするには時間もお金も必要だったことでしょう。しかし、現在はインターネットが発達しています。過去の為替レートを取得するのも簡単です。


MT4を使えば様々なバックテストができますが、エクセルでも幅広くバックテストができます。しかも、無料です。やる気と時間があれば、誰でもできると言ってしまって良いかもしれません。


ということは、これらのアノマリーが本当かどうか、調べるのは簡単だということになります。そこで、ゆったり為替は調査しました。調査期間は基本的に10年間で、長い場合は15年くらいです。1年や2年では足りません。「たまたまそうなった」という場合がありうるからです。


10年〜15年に渡ってアノマリーが正しいと証明されたならば、今後もそのアノマリーを信用してもいいかも?ということになります。


ただし、どれだけ長期間にわたって調べても、それは過去のデータです。未来のデータではありません。そこで、信頼度を100%に置くわけにはいきません。何事もほどほどに、です。

アノマリーは信用しない方が良い

さて、バックテストオタクのゆったり為替が調査した結果は、どうだったでしょうか。一言で書いてしまえば、「信用しない方が良い」です。あまりに現実とかけ離れていて腹が立つようなアノマリーもあります。

インターネットに掲載されているアノマリー情報は、信用する価値がない場合が少なくありません。

ただし、アノマリーが正解だったという例も複数あります。これが難しいところです。正解だったアノマリーは、今後も有効かもしれないと期待できます。

その場合は、どの位置で取引を開始し、どうなったら利食い(損切り)するかというのを詳細に検討していきます。 検討してはバックテスト、別の検討を加えて再びバックテスト…こうして、「自分だけのトレード手法」を確立していきます。

アノマリーの正否は自分で検証しよう

ここでは、次回の窓のアノマリーを除き、どのアノマリーが正しくて、どのアノマリーが正しくないかを明示しないでおきます。それには、以下の理由があります。


自分で検証すると、新しい発見が多い

次回の記事「窓のアノマリー」については、比較的詳細に検証します。しかし、ゆったり為替がバックテストしたすべてを公開できるわけではありません。というのは、バックテストのパターンが多いので、それを全て文章化するのは現実的でないからです。

また、バックテストの多くは「空砲」です。すなわち、「すごい発見しちゃった!」という結果が出ることは稀です。よって、空砲まで文章化しても、読者の皆様にとって読むのが大変です。


自分で検証した結果は、なかなか忘れない

そして、こちらの方が重要です。自分で検証した結果は、なかなか忘れません。そして、どこかのFXブログやFXサイトで記事を読むとします。内容は、アノマリーです。そのブログやサイトの運営者は信用できるか、それとも、検証もしないで噂をただ書いているだけなのかが分かります。

しっかりとバックテストをした上で記事を書いているな!と確認できれば、そのブログやサイトは信用度が高くなるでしょう。そうでなければ、あまり読む価値はないかもしれません。

アノマリーには、こんな使い方もあります。

FX初心者のためのステップレッスンガイド
FXって何?超入門編
ここは必ず押さえよう!基礎編
FXを始めよう!デビュー編

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通貨ペア・FX一覧