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IFD注文(イフダン注文)とは?その使用方法とコツ

イフダン注文(If Done、IFD)とは、「ある注文が約定してポジションを保有したら、そのポジションの決済注文が自動で有効になる」という発注方法です。

ゆったり為替が多用している注文の一つです。これがなかったら、ゆったり為替のトレードは、かなり大変になります。

そこで、イフダン注文の概要及び、ゆったり為替がどのように使っているのかを考察しましょう。

イフダン(IFD)注文とは

イフダン注文の内容を確認しましょう。下の図をご覧ください。青の曲線は為替レートの動きを表します。




「今は買いたくないけれど、ある程度円高になったら買いたいなあ。そして、うまく買えたら××銭の利食いで決済したい!」と考えたとします。イフダン注文がなかったとしたら、これを実行するのはかなり大変です。


というのは、最初の買い注文は指値注文を出すとして、その次の決済注文で「事件」が起きるかもしれないからです。


事件とは、期待通りに為替レートが上昇したけれど、忙しくて決済できなかったという状況です。その後、為替レートが下落してしまったら大変です。


この文章を読んでいる皆様は、「ふーん」という感じかもしれません。しかし、実際にこの場面に遭遇したら、かなり腹が立つことでしょう。イフダン注文を使えば、このような事件を発生させることなく決済することができます。


なお、注文を出してから下の破線のように為替レートが動くとき、最初の買い注文は成立しません。よって、2つ目の売り注文も発注されません。2つ目の注文は、最初の買い注文が成立した場合だけ実行されます。



よって、最初の発注位置まで為替レートが動かなければ、何も約定しないということになります。

イフダン(IFD)注文のデメリット

次に、イフダン注文のデメリットを考察しましょう。このデメリットは、取引する人によっては受け入れがたい強烈な内容です。




上の図で、発注後に約定します。そして、右上に進んで決済するはずが、破線のように下落に転じてしまう場合です。この場合、損切り注文を出さないと、損失が大きくなって大変かもしれません。


しかし、イフダン注文は、為替レートが期待と違う動きをする場合については何もできません。改めてログインして手動で決済しなければなりません。


手動で損切りする場合、「我慢すれば反転するかも?」などと考えてしまって、なかなか損切りできないかもしれません。また、自分で損を確定させるのは辛い作業です。そこで、このイフダン注文のデメリットはかなり痛いと言えるでしょう。


しかし、ゆったり為替のトレードでは、最も活躍する注文方法の一つです。それはなぜでしょうか。

ゆったり為替がイフダン注文を多用する理由

損切り注文をあらかじめ発注できないのが、イフダン注文のデメリットです。しかし、ゆったり為替には重宝する注文方法です。それは、使っているトレード手法の中に「損切りをしない」方法があるためです。

損切しないトレード手法なら、損切り注文は不要です。すなわち、イフダン注文で十分だということになります。


損切り注文を出さないトレード手法はアリか

世の中には、数多くのFX書籍があります。ウェブサイトにも情報がたくさんあります。その中の多くでは、「トレードで損切りは重要」と書いてあるだろうと思います。ゆったり為替のトレードでも、損切りを多用します。


なぜ損切りするのでしょうか。それは、「99勝1敗でも破産しうるのがFX」だからでしょう。

例えば、1取引で1,000円の利食いができたとします。それを99回繰り返しました。99連勝で99,000円の収益です。しかし、100回目の取引で100万円損したとしましょう。合計で90万円以上の損失となります。


この例はあまりにも極端ですが、勝率と損益額は比例しません。実際のところ、一般ユーザーの勝率は60%〜70%くらいある模様です。しかし、その多くは金額ベースで負けて消えていきます。


その理由は、「1回の負け金額が大きすぎるから」でしょう。そこで、損切りしなければいい!という発想が出てきてもおかしくありません。


例えば、下のチャートをご覧ください。豪ドル/円(AUD/JPY)の20年チャートです。最も円安の値(110円弱)と、最も円高の値(55円くらい)を比べるとき、その差は2倍くらいしかありません。




株式投資だったら、株価が何倍にもなる場合があります。また、投資対象が倒産して株価がゼロ円になる可能性もあります。一方、オーストラリアがなくなって豪ドル/円(AUD/JPY)がゼロになる可能性は・・・現実的に考えるのは困難でしょう。

よって、「含み損になっても、年単位で考えれば、再び復活するでしょ?」という、のんびりしたトレードが可能になります。


さらに、豪ドル/円(AUD/JPY)を買っていれば、スワップポイントはプラスです。含み損で耐える状況になっても、毎日収入があるのは大きいです。


なお、将来の為替レートは、どのように動くか分かりません。過去の記録を超えて円高になる可能性もゼロではないでしょう。そこで、レバレッジを小さくするのが、損切り注文を出さないトレードのコツです。


そして、含み損になっても、慌てない。「5年後くらいまでに利食いしてくれればOKさ」くらいの感覚で攻めましょう。


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