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月足はスワップポイント狙いのプライスアクショントレード

前回、月足のトレードではインジケーターを使いづらいことを確認しました。そこで、インジケーターを使わない取引を考察してみましょう。すなわち、プライスアクショントレードです。プライスアクショントレードとは、チャートの値動きそのものを見て取引する方法です。

そこで、チャート分析に長けていなくてもできるチャート分析を考察してみましょう。

(なお、「月足のトレードではインジケーターを使いづらい」といいう考察は、ゆったり為替の意見です。インジケーターを有効に使う方法がどこかにあるかもしれません)。

 

長期チャートでプライスアクショントレード

下のチャートは、米ドル/円(USD/JPY)の月足チャートです。GMOクリック証券からの引用です。1996年からの長期チャートですので、ローソク足では読みづらいです。そこで、ラインチャートにしました。




 

まず、上のチャートをご覧いただくとしましょう。現在の水準(110円前後)は、買いでしょうか。それとも、売りでしょうか。読者の皆様はどのように感じるでしょうか。


ゆったり為替ならば・・・「上がるかもしれないし、下がるかもしれない。分からない」です。その理由は、現在の水準は、過去20年のうちで円安水準だとも言えないし、円高水準だとも言えないからです。


例えば、現在のレートが80円だったら、さらに円高になるかもしれないけれど、長期的に見れば円安になるかも?と考えると思います。また、125円〜140円くらいの位置にあったら、過去20年のチャートを見る限りは、円高警戒かな?と思うかもしれません。


このような簡単な分析に基づく取引が可能です。価格推移そのもので考えて取引するのがプライスアクショントレードですが、ここまで単純なプライスアクショントレードはないのでは?と思えるほどです。


なお、トレードの専門家として生きていく場合は、もっと詳細な分析が必要でしょう。しかし、FXは長期の資産運用の一環だという場合、専門家のような勉強をしたくありません(おそらく)。



そこで、月足チャートをざっくりと眺めるというのは、現在の為替レートが過去と比べてどのような位置にあるのかを判断するのに、有効だと思います。


なお、長期チャートという場合、10年では明らかに短いと思います。可能ならば20年、さらに長くても良いでしょう。為替レートの長期的推移を把握するには、数十年の長さが必要だと思います。


この点、チャートを引用しましたGMOクリック証券は、チャートの表示期間が20年以上あります。これは、長期トレードをするユーザーにとってとても助かります。



月足トレードのスワップポイントは、プラスにしたい

そして、月足トレードをする場合、可能ならばスワップポイントはプラスになるようにしたいです。月足のトレードの場合、「取引を始めた後は放置」という感じになりがちです。この場合、スワップポイントがマイナスだと精神的にキツイかもしれません。

目標値や損切り位置が固まっている場合は、スワップポイントの損失は些細な額だとして無視可能でしょう。しかし、スワップポイントの損失が毎日蓄積していくのは、含み損がある状況だったら厳しいかもしれません。

そこで、長期的に見てスワップポイントがプラスになるような方向にトレードしたいです。

米ドル/円(USD/JPY)ならば、買いを中心に考えることになります。上の長期チャートを見ますと、今買うのはためらってしまうかもしれません。具体的な目標値を決められない場合は、「待つ」というのも立派な選択肢です。

 

損切りの場所はどこにする?

では、米ドル/円(USD/JPY)を買うとした場合、どこに損切りを設定しましょうか。損切りの位置を考察します。

時は遡って2005年〜2006年ごろ、米ドル/円(USD/JPY)を買って持つというトレード手法(スワップ派)がもてはやされました。その理由は、スワップポイントが極めて大きかったためです。

米ドル/円(USD/JPY)を1万通貨買って持つだけで、毎日150円以上を得られた時代でした。 すなわち、毎日1.5銭の利食いをしている計算です。その分だけ、損益分岐点も毎日円高方向に下がっていきます。


しかし、その後の円高で多くの人が損したようです。適切に損切りできなかったことが、その一因かもしれません。

下のチャートで、四角で囲ったのはスワップ派全盛時代です。では、どこで損切りすべきでしょうか。あるいは、損切りすべきでないでしょうか。ここでは、案を3つ考察します。




損切り案1: 米ドル/円(USD/JPY)=100円あたり

上のチャートに横線を引いています。ここまで為替レートが来ると、なぜか反発して円安になっています。そこで、このラインまでは円高になってもOKとする案です。これを超えて円高になったら、損切りします。



損切り案2: 過去最低値よりも大幅に円高になったら損切り

過去最低値(=円高記録)を大きく更新したら損切りするという案もあるでしょう。2007年当時でいえば、米ドル/円(USD/JPY)=79円をしっかり下回ったら損切りです。この79円ですが、1995年に記録しています。

2011年ころの円高記録は75円台ですので、損切りを実行したかどうか?というところまで円高になったことになります。



損切り案3: 損切りしない

損切りしないというのも、立派な案です。スワップポイントが今後もプラスだと見込む場合、スワップポイントを得て頑張ります。その間に、為替レートの反転円安を期待します。

この方法を採用する場合は、レバレッジは2倍未満にするのが望ましいと思います。



以上の通り、ラインチャートだけで分析しましたが、投資方針を作ることが可能です。ローソク足やインジケーターを勉強したくないけれどトレードしたい場合、参考になるでしょう。

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