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為替差益を気にしないでスワップポイントを得る方法 -両建て-

リーマンショックが発生したのは2008年です。
それまで日本ではスワップポイントを狙うトレード方法に人気が集まっていました。
何しろ、米ドル/円(USD/JPY)を1万通貨買うと、1日につき160円くらいのスワップポイントを得ることができたのです。

しかし、リーマンショックで多くの人が強制ロスカットになったり、大きな損を強いられたりしたのでした。


スワップポイントを狙うトレード方法で最も厳しいのは、この大きな円高でしょう。
円高リスクを完全に消去して、スワップポイントだけ得る方法はないだろうか・・・?

これを受けて考え出されたのが「異業者間両建て」といわれる方法です。

この方法は以下の通りです。



異業種間両建てとは?

まず、FX口座を2つ準備します。

一つは、ある通貨ペアについて、買いのスワップポイント常に業界最高と思われるほどに高い口座です。

もう一つは、同じ通貨ペアで売りのスワップポイントマイナスが小さい口座です。

そして、買いのスワップポイントの絶対値と売りのスワップポイントの絶対値を比較して、買いのほうが常に大きいという状態を作ります。

例えば、以下の通りです。



通貨ペア 豪ドル/円(AUD/JPY)
A口座の買いのスワップポイント + 60円/日
B口座の売りのスワップポイント - 50円/日


そして、両方の口座で同じ数量だけ取引します。

例えば、A口座で1万通貨の買いB口座で1万通貨を売るのです。
すると、差し引き合計で毎日10円のプラスとなります。


さて、このトレード方法のどこが素晴らしいのでしょうか。


それは、為替変動の影響がなくなるということです。


たとえば、上の例で、豪ドル/円(AUD/JPY)が10円円安になったとしましょう。

A口座では10円分の含み益増加となりますが、B口座では10円分の含み損増加となります。
A口座とB口座の損益を合計すると、差し引きゼロです。

逆に、豪ドル/円(AUD/JPY)が10円円高になる場合も全く同じ結果が得られます。

A口座とB口座の評価損益を合計するとゼロになります。

為替変動の影響を全く受けなくなるのです。


その一方で、A口座とB口座のスワップポイントを合計するとプラス10円ですから、スワップポイントは毎日得られるという結果になります。


為替リスクはなくなり、スワップポイントは得られる・・・
これは素晴らしいトレード方法です。

A口座で豪ドル/円(AUD/JPY)を10,000通貨買う場合は毎日60円得られるのですが、この異業者間両建てでは10円しか得られません。

しかし、為替リスクが全くなくなるのですから、とても良い方法です。


・・・と、この方法を評価してきましたが、本当にこのトレード方法はリスクがないのでしょうか。

次回、このトレード方法のリスクについて考察します。

 

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