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ニュージーランドドル円のスワップ派運用例

スワップポイント目的のトレードについて多く書いてきました。今回は実際の通貨ペアを題材にして考えましょう。今回の通貨ペアはニュージーランドドル/円(NZD/JPY)です。

ニュージーランドドル/円(NZD/JPY)を採用する理由は、以下の2つです。

スワップポイントが大きい
先進国通貨ペアである

金利が高いことに集中するならば、南アフリカランド/円(ZAR/JPY)やトルコリラ/円(TRY/JPY)が候補になるでしょう。しかし、これらは新興国通貨ペアです。この点をどう考えるかによりますが、今回は、先進国通貨ペアでより高い安全性を目指すと仮定しましょう。

最初に、ニュージーランドドル/円(NZD/JPY)を10,000通貨買ってずっと持っていたならば、年間でいくらのスワップポイントを得ることができたかを確認しましょう。

過去から現在までのスワップポイントを公開しているFX口座は少数派です。今回はヒロセ通商(LION FX)のデータをご紹介します。

2009年: 12,985円
2010年: 13,961円
2011年: 14,027円
2012年: 12,850円
2013年: 17,648円
2014年: 22,563円
合計: 94,034円

2009年といえば、リーマンショックを経て極端な低金利時代に入ったころです。その低金利が現在まで続いています。しかし、上の数字はどうでしょうか。低金利時代にもかかわらず、比較的大きなスワップポイントを計上していることが分かります。

この94,000円あまりの数字が大きいか小さいかについて、何か比較になる数字が欲しいです。そこで、準備する証拠金を想定して考えましょう。


準備する証拠金の額と、その額に対するスワップポイントの利益率
90万円: 利益率およそ10%
60万円: 利益率およそ16%
40万円: 利益率およそ26%
30万円: 利益率およそ31%

証拠金の額が小さくなれば、利益率は高くなります。そこで、少ない準備金で大きなポジションを持つと、より大きな利益率となるわけですが、円高になると強制ロスカットになる危険が高まります。

利益は1円でも多いほうが良いですが、それを狙って多額の自己資金を失うことは避けたいです。

現在の日本で預貯金をしたら、いったいいくらもらえるでしょうか。また、FXの類似商品に外貨預金がありますが、ニュージーランドドルで外貨預金をしたら、利率は何%でしょうか。

それを考えると、FXは圧倒的に金利が高い商品だといえます。あまりに高い収益を追求せず、レバレッジは高くても2倍程度に抑えることが、ポジションを長く保有してスワップポイントをもらい続けるコツだと思います。

では次回は、もっと積極的にスワップポイントを狙う場合を考えましょう。すなわち、トルコリラ/円(TRY/JPY)のトレードです。

FXで稼ぐ為の本音のチャート分析術

執筆者紹介

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ゆったり為替 (ゆったり かわせ)

【プロフィール】
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない
「ゆったりトレード」です。FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。スイングトレードやポジショントレードを得意分野としています。
趣味はバックテストです。



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