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レバレッジとスワップポイント狙いのトレードの関係を確認しよう

スワップポイント狙いのトレードをするならばレバレッジを低くしましょう!という話を前回書きました。

しかし、低くしましょうと書かれても、あまりに抽象的でよくわかりません。レバレッジ10倍は20倍よりも低いから、レバレッジ10倍でもOK?・・・なのでしょうか。そこで今回は、実例で考えましょう。


ニュージーランドドル/円(NZD/JPY)でスワップポイント狙いのトレードをした場合:

ニュージーランドは、先進国の中でも高金利の国として知られています。世界的な低金利下にあっても比較的高い金利を維持しています。一方、日本はずっと低金利が続いています。ゼロ金利が導入されたのはいつですか?と問われても、あまりに昔なので回答できる人は少数派なのではないでしょうか。

そんな状況ですので、ニュージーランドドル/円(NZD/JPY)を買って持てば、スワップポイントを毎日受け取ることができます。

例えば、ヒロセ通商(LION FX)でニュージーランドドル/円(NZD/JPY)を10,000通貨買って、1年間持ち続けたとしましょう(2014年11月初日〜2015年10月末日)。


1年間で得られたスワップポイントの合計: 30,813円
この期間のNZD/JPYの最高値: 94円くらい
この期間のNZD/JPYの最安値: 72円後半


低金利時代にもかかわらず、大きなスワップポイントを得られたことがわかります。そして、この期間の安値付近で買うことができれば、スワップポイント益に加えて為替差益も得られますから、最高です。

一方、年間高値付近で買ってしまった場合、その後の安値を迎えた時点で含み損がとても大きくなります。スワップポイント益があるとはいえ、焼け石に水に近い状態になります。

10,000通貨を買っている場合、含み損は最大で22万円くらいです。そして、ポジションを持つために必要な証拠金を考えますと、少なくとも26万円くらいないと強制ロスカットになっていたであろうと予想できます。


さて、高値で買ってしまったと想定して、レバレッジがどれくらいだったら強制ロスカットになってしまったでしょうか。計算してみましょう。

準備した証拠金の額と、強制ロスカットになったかどうかの判定:
証拠金94万円(レバレッジ1倍)・・・セーフ
証拠金47万円(レバレッジ2倍)・・・セーフ
証拠金32万円(レバレッジ3倍)・・・セーフ
証拠金23万円(レバレッジ4倍)・・・強制ロスカットだったかも!

スワップポイント目的のトレードでは、レバレッジ4倍は高すぎるという結果になりました。では、3倍なら大丈夫なのでしょうか?・・・3倍でも高いと筆者は考えています。

というのは、上の試算は「1年間の値動き」だけで考えているからです。これが10年間の高値と安値で計算していれば、かなり違う結果になっているでしょう。レバレッジ3倍でも強制ロスカットになってしまうかもしれません。

筆者は、レバレッジは最大でも2倍までが適正水準だろうと考えています。レバレッジが低いと多くのスワップポイント益を見込めませんが、強制ロスカットになる可能性を少しでも減らしたほうが得策だと思います。

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執筆者紹介

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ゆったり為替 (ゆったり かわせ)

【プロフィール】
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない
「ゆったりトレード」です。FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。スイングトレードやポジショントレードを得意分野としています。
趣味はバックテストです。



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