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パラボリック:パラボリックで損失を限定的にする工夫(RSIとの組み合わせ)

前回は、補助線2本を使ってパラボリックのデメリットを減らすことを試みました。今回は、別のインジケーターと組み合わせることによって、パラボリックのデメリットを回避してみましょう。

今回使用するインジケーターをRSIにします。RSIは「買われ過ぎ、売られ過ぎ」を示してくれるオシレータ系の指標として一般的に使用されています。

では、下の米ドル/円(USD/JPY)の日足チャートをご覧ください。マネーパートナーズのHyperSpeed NEXTからの引用です。



チャートの上部分にローソク足とパラボリック、下の部分にRSIが描かれています。なお、RSIの左側に黄色の矢印があります。矢印の先から横に線が引いてありますが、これはRSIが70となる線です。

このチャートの場合、以下のトレードをすると成功しています。

・RSIが70を上回っており、かつパラボリックが上昇トレンドの時に買い
・その後、RSIが70を下回るか、パラボリックが売りに転換したら決済

ただし、問題点もあります。上のチャートは2015年3月半ば〜2015年8月半ばのチャートなのですが、取引機会がわずか1回しかありません。その他の期間はずっとトレードしないで相場を眺めるだけです。

これでは退屈ですから、USD/JPYだけでなく他の通貨ペアも取引候補にすれば良いかもしれません。

では、次のチャートをご覧ください。



同じくUSD/JPYの日足チャートですが、この期間はトレンドがなく、パラボリックが苦手な時期です。上の例と同じく、RSIが70を上回っていてパラボリックが上昇を示唆している場合にのみトレードすると仮定しましょう。

すると、この期間にトレードできませんでした。

トレードできないというのは、とてもつまらないでしょう。しかし、トレードできても、損してしまうのはもっと嫌でしょう。この期間においてはトレードできなかったものの、損失を出さなかったため、パラボリックとRSIの組み合わせは相性が良かったといえるかもしれません。

最後に、もう一つチャートをご覧ください。トレンド相場です。



トレンド相場ですから、パラボリックが活躍できる場面です。RSIが70以上になってからトレードを開始しますので、どうしても買うタイミングが遅くなります。しかし、それはトレンド相場でない場面で買ってしまって損することを避けるために必要なものだと考えてあきらめます。

そして、パラボリックが売り転換またはRSIが再び70を割るところで決済です。このチャートでも、パラボリックとRSIの組み合わせはなかなかのものだといえるでしょう。

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上の3つの例ではパラボリックとRSIの組み合わせが機能していました。しかし、いつも機能するとは限らないでしょう。様々なチャートで確認して、機能しない場合もチェックしましょう。

FXで稼ぐ為の本音のチャート分析術

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ゆったり為替 (ゆったり かわせ)

【プロフィール】
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない
「ゆったりトレード」です。FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。スイングトレードやポジショントレードを得意分野としています。
趣味はバックテストです。



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