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パラボリック2:パラボリックだったら、ポジポジ病でも大丈夫?

前回の記事で、パラボリックは常に上昇または下落のシグナルを発信し続けることを確認しました。ということは、いわゆるポジポジ病のトレーダーにとっては願ってもないトレード方法かもしれません。

そこで、前回使用した米ドル/円(USD/JPY)の日足チャートを使って、パラボリックを使って常に取引を続ける状況を考察しましょう(期間:2015年4月中旬〜2015年9月)。なお、チャートはマネーパートナーズのHyperSpeed NEXTのキャプチャです。



チャートに黄色と白の矢印を追加しました。

黄色の矢印:
買い示唆(上昇示唆)が出た時点で買います。すなわち、パラボリックを見て青丸が赤丸になったら、新しい足の始値で買います。青から赤に変化した次の赤(2つ目の赤丸)の始値で買うということになります。

白色の矢印:
白色の矢印は、黄色の矢印の逆になります。すなわち、売り示唆です。パラボリックを見て赤丸が青丸になったら、新しい足の始値で売ります。赤から青に変化した次の青(2つ目の青丸)の始値で売るということになります。

文字では少々分かりづらいので、下の拡大図でご確認ください。



上の拡大チャートの左下に点Aと点Bがあります。点Aよりも前の日足は、しばらく青丸が続いて下落示唆でした。そして、点Aで買い示唆が出ました!買いシグナルです。そこで、点Bの始値で買うということになります。

また、スプレッドを勘案すると話が難しくなりますので、スプレッドを無視して考えます。では、常にパラボリックに従ってトレードしていたら、良い成績になったでしょうか。

黄色1で買い、白色1で決済: 損失
白色1で売り、黄色2で決済: 損失
黄色2で買い、白色2で決済: 利益
白色2で売り、黄色3で決済: 利益
黄色3で買い、白色3で決済: 損失
(以下、同じように白6まで検証してみてください)

実際にチャートで確かめてみると、勝率があまり良くないようです。特に、黄色3の買いや白4の売りについては、トレードを開始したと思ったらすぐに決済を強いられて損切りになっています。

しかし、全くダメかといえば、そんなこともありません。黄色2の買いでは大きく利食いできましたし、白5の売りも利食いができています。

白5で売って黄色6で決済というのは、少々もったいないトレードのような気もします。しかし、この2015年8月の急落及び急反発ではトレードすること自体が難しいと思えるような乱高下ぶりでした。

そのような値動きでも利食いが成立したというのは、注目に値すると考えられます。利食い幅は200銭(2円)を超えていますので、これで十分でしょう。

では、別の期間のチャートでも同様に、パラボリックの有効性を考察してみましょう。今回と同じように、可も不可もないようなぼんやりした結果でしょうか。それとも違う結果が出るでしょうか。

次回に続きます。

FXで稼ぐ為の本音のチャート分析術

執筆者紹介

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ゆったり為替 (ゆったり かわせ)

【プロフィール】
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない
「ゆったりトレード」です。FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。スイングトレードやポジショントレードを得意分野としています。
趣味はバックテストです。



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