スイング&ポジショントレード主体の

サイコロジカルラインその2:サイコロジカルラインって、オシレータ系?

サイコロジカルラインの2回目です。サイコロジカルラインはとても簡単に計算できる指標ですので、理解しやすいです。

そこで、もっと理解を深めようとして様々なウェブサイトを確認してみたとしましょう。すると、どのサイトでも、サイコロジカルラインをオシレータ系として分類していることでしょう。

筆者自身もオシレータ系として分類していますが、これは便宜上です。いつもオシレータ系として読まなければならないとは考えていません。

ここで再度、サイコロジカルラインの計算式を確認しましょう。



この計算式が示しているのは、「一定の期間において、価格が上昇したのは全体の何%か」です。サイコロジカルラインが60%だったとしたら、計算の対象とした期間において、上昇したのは全体の60%だったということです。

この数字が80%くらいだったら、さすがに上昇ばかりで怪しい、そろそろ下落に転じるかも?と考えたくなりますが、実際はそうではないかもしれません。

すなわち、為替相場が上昇トレンドに入り、しかもその程度が強いために毎日上昇しているというだけかもしれません。上昇相場と言っても時折下落することもありますから、結果として80%くらいの数字でずっと続くことがあるかもしれません。

このような時に、「80%という数字は高すぎだ。そろそろ下落に転じるだろう」と考えて売ってしまったら・・・。適切に損切りをしないと大損害になってしまいます。

あるいは、MT4などの自動売買システムを使ってトレードする場合、取引開始と損切りを延々と繰り返してしまうかもしれません。

そもそも、上の計算式を読みますと、「サイコロジカルラインが80%になったら過熱感があります。下落を警戒しましょう!」なんてどこにも書いてありません。

この計算式を読んだ人がそのように考えているというだけです。

そこで、サイコロジカルラインがオシレータ系だと考えること自体に無理があるのでは?と判断することも可能です。すなわち、以下の通りに読むのです。

1 相場がある一定の状態にあるとき:
(1)80%くらいになったら過熱感を警戒。下落に注意
(2)20%くらいになったら下落しすぎを警戒。反発に注意

2 相場が別の状態にあるとき:
(1)80%くらいになったら強い上昇トレンド
(2)20%くらいになったら強い下落トレンド

3 さらに別の状態にあるとき:
サイコロジカルラインによるトレードをあきらめ、相場の成り行きを見守る

インジケーターを使って相場を読むとき、何らかのシグナルがでたらトレードすることを前提に考えることがあるかもしれません。しかし、そのインジケーターが不得意な相場の時には、シグナルが出てもトレードしないという判断が必要です。

その点で、上の3つ目の相場の「成り行きを見守る」も重要な選択肢となります。

FXで稼ぐ為の本音のチャート分析術

執筆者紹介

メディア掲載情報

ゆったり為替 (ゆったり かわせ)

【プロフィール】
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない
「ゆったりトレード」です。FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。スイングトレードやポジショントレードを得意分野としています。
趣味はバックテストです。



このコラムに関連するコンテンツ

FX初心者のためのステップレッスンガイド
FXって何?超入門編
ここは必ず押さえよう!基礎編
FXを始めよう!デビュー編

目的別で選ぶ・FX一覧

FX会社一覧

通貨ペア・FX一覧