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サイコロジカルラインその1:10秒で理解可能!なオシレータ系指標

オシレータ系のインジケーターとして、サイコロジカルラインを概観しましょう。オシレータ系ということは、「買われ過ぎ、売られ過ぎ」を示してくれる指標です。

このコラムで特集しましたオシレータ系指標であるRSIは、「動きの値幅」を元にして計算しました。サイコロジカルラインは、「一定期間の間に陽線が出現した割合、陰線が出現した割合」で判定します。

どれだけ巨大な陽線になっても、どれだけ小さな陽線になったとしても、陽線は陽線です。それぞれ1回と数えます。この点で、計算がとても楽なインジケーターです。筆者の好みに合っています。

計算方法は以下の通りです。



計算期間という見慣れない言葉が出てきます。日足だったら、12日間を使うことが多いようです。すなわち、日足の場合の計算期間は12です。

直近12日間のうち、陽線が12本出現すれば、サイコロジカルラインは100%です。
一方、陰線が12本だった場合は、0%となります。

(ちなみに、サイコロジカルラインの「サイコロ」は、すごろくなどで使うサイコロとは違います。サイコロジカルで「心理的な」という意味です。)

さて、ここで、すごろくなどで使うサイコロを考えてみましょう。12回サイコロを振ったところ、全て4〜6のいずれかが出たとします。これをサイコロジカルライン的に考えると、100%となります。

では、次は下落する、すなわち1〜3の目が出る確率が高くなると考えて良いでしょうか。そのようなことはありません。サイコロの目が出る確率は、いつでも同じです。12回連続で4〜6のいずれかが出たからといって、次の目がどうなるというものではありません。

これは、今までのサイコロの目と次のサイコロの目には何の関連もないからです。

しかし、為替レートの場合はそうはいきません。何日も連続して陽線が出れば、「そろそろ陰線になってもおかしくないのでは?」「上昇の過熱感が強い。そろそろ下落に転じるだろう」という予想が働きます。

今までの為替レートと、これからの為替レートには関連があるのです。この点で、サイコロジカルラインとサイコロは大きく異なります。このため、サイコロジカルラインは利用価値があります。

なお・・・このコーナーの記事を読み進めていただいた皆様には、繰り返しになってしまい恐縮ですが・・・サイコロジカルラインの計算例として出しました12は、「一般的にそうだと言われている数字」に過ぎません。

12が最良だという保証も確証も何もありません。

通貨ペアごとに最良の数字が異なるかもしれません。また、時期によって異なるかもしれません。このため、12という数字に執着することなく、自由に数字を変えて試してみる柔軟さが求められるでしょう。

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ゆったり為替 (ゆったり かわせ)

【プロフィール】
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない
「ゆったりトレード」です。FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。スイングトレードやポジショントレードを得意分野としています。
趣味はバックテストです。



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