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RSIその5:オシレータ系指標かつトレンド系指標としてRSIを使う

RSIはオシレータ系指標としてもトレンド系指標としても使えそうだ、という分析ができました。あとは、その使い分けです。RSIを、いつオシレータ系指標として、そして、いつトレンド系指標として使えば良いでしょうか。

ここで、トレンド相場の復習をしましょう。

上昇トレンド相場の典型的なパターンは、「直近高値がその前の高値よりも高く、直近安値がその前の安値よりも高い」です(下落トレンドの場合は、その逆です)。



上の図で、直近高値Eはその前の高値Cよりも高く、直近安値Dはその前の安値Bよりも高くなっています。点Cと点Aの関係も同様です。

このような典型的なパターンの場合、買いのポイントは下の図の矢印部分です。すなわち、高値Cを超えてきた辺りです。



高値Cを超える前に買っても良いのですが、その後、点Cを超える前に下落してしまったら、上昇トレンドの定義から外れてしまうため、確実性を重視して矢印のあたりで買います。

一方、矢印あたりでRSIがどのような値を示しているかと言えば、大きな数字になっていることでしょう。というのは、点A〜点Eの値動きは上昇トレンドにあるためです。RSIはオシレータ系指標だと考えると、ここで売ってしまって痛い目に遭うというわけです。

以上のことから、RSIの読み方の案は以下の通りです。

RSIの読み方(案):

トレンド相場でない時:
一般的なRSIの使用方法です。すなわち、RSIが70〜80以上になったら売りシグナル、20〜30未満になったら買いシグナルです。取引開始後、RSIが50くらいに戻ったら決済と言ったところでしょうか。

上昇トレンド相場の時:
(1)為替レートが典型的な上昇トレンドで買い示唆を示し(上の図の矢印部分)、かつRSIも大きな数字(概ね70以上)を示すとき、RSIをトレンド系指標と見なして買います。そして、再びRSIが70を割り込むあたりで決済します。

(2)上昇トレンドでRSIの数字が小さくなるとき(概ね20〜30くらい)、反発を狙って買います。

下落トレンドの時は、この説明の逆になります。

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なお、ここでは「トレンド相場」と「トレンド相場でないとき」の2つに分けました。「ボックス相場」としてしまうと狭く解釈してしまってRSIの出番が減ってしまう可能性があるためです。

では、上のトレード案が本当に使えるのかどうか、チャートで確認しましょう。上側がトレンド相場でないときのチャート、下がトレンド相場のチャートです。





いつも完璧に上のトレード案が使えるか?といえば、そうではないかもしれません。しかし、一般的に言われているよりもRSIは広い範囲で、かつ有効に使えるのでは?と考えることが可能です。

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執筆者紹介

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ゆったり為替 (ゆったり かわせ)

【プロフィール】
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない
「ゆったりトレード」です。FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。スイングトレードやポジショントレードを得意分野としています。
趣味はバックテストです。



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