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RSIその2:RSIは本当にオシレータ系の指標なのでしょうか?

引き続き、オシレータ系指標の代表格であるRSIの使い方を考察します。

オシレータ系を復習しますと、「買われ過ぎ、売られ過ぎ」をシグナルとして出してくれる指標です。買われ過ぎのシグナルが出れば、近いうちに為替レートは下落するだろう、その逆で売られ過ぎのシグナルが出れば、近いうちに為替レートは上昇するだろう、ということです。

ここでは、「一般的な」シグナルの見方をご紹介します。

「一般的な」と括弧を付けた理由は、いつもと同じです。一般的に言われている方法が最良だという保証はどこにもありません。最良なものは自分で探すしかないということです。

むしろ、一般的に言われているものは最良でないと疑ったほうが良いかもしれません。なぜなら、もしもそれが最良ならば、ウェブサイト上で賞賛するコメントや記事で溢れかえっているでしょうから。

では、本題に移りましょう。

RSIの一般的な見方:

買いシグナル:
RSIが20%〜30%あたりまで下落したら、上昇のサイン

売りシグナル:
RSIが70%〜80%あたりまで上昇したら、上昇のサイン

一般的には、RSIが70〜80まで上昇したら下落を警戒します。そして、RSIが20%〜30%あたりまで下落したら、反転上昇を警戒します。しかし・・・前回に引き続き、RSIの計算式をもう一度確認しましょう。



RSIの計算式は、「値動き全体の中で上昇の割合はどれくらいか」を示す計算式です。どこにも「RSIが大きくなったら下落サインです」だったり、「RSIが小さくなったら上昇サインです」なんて書いてありません。

よって、上のシグナルの読み方を完全に否定する解釈も可能です。

RSIの見方(例):

買いシグナル:
RSIが70%〜80%あたりまで上昇したら、買いの勢いが強いということだ!これは上昇のサインだろう。

売りシグナル:
RSIが20%〜30%あたりまで下落したら、売りの勢いが強いということだ!これは下落のサインだろう。

いかがでしょうか。完全に逆のシグナルとなってしまいました。ウェブサイトで使い方を読んだだけでは、このような解釈は難しいでしょう。計算式を読み、その計算はそもそも何を示しているのか?を考えないと出てこない解釈かもしれません。

そしてチャートを読む時も、一般とは異なる解釈ができるという能力と経験値は大いに生きてくるでしょう。回を改めて確認していきましょう。

なお、考察する際には、こういったテクニカル指標を編み出した人の意図も考慮に入れる必要があるかもしれません。

一般に知られているテクニカル指標を編み出したのは著名人であることが少なくないでしょうが、彼らもまたトレードで壁にぶつかり、試行錯誤した末に編み出したものだろうからです。

次回も引き続き、RSIの見方を研究しましょう。

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ゆったり為替 (ゆったり かわせ)

【プロフィール】
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない
「ゆったりトレード」です。FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。スイングトレードやポジショントレードを得意分野としています。
趣味はバックテストです。



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