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平均足トレードのデメリットとは

平均足は相場のトレンドを把握するのにとても都合の良いチャートです。
しかし、どのような相場にも完全に対応できる分析方法はないのが常であり、平均足にも苦手な相場というものがあります。


そこで、平均足を使う注意点を考察していきましょう。

 

1.ローソク足も必ず確認しましょう。


平均足を使って上昇トレンドを確認して、よし、トレードを開始しようと思ったら・・・ローソク足ではすでに大きく上昇していた、ということがあります。

そんなことが起きてしまう理由は、平均足の終値の算出方法にあります。前回ご紹介した内容を確認しましょう。


平均足の終値: 当日の始値、高値、安値、終値の平均値


始値や安値が低い位置にあると、平均足の終値もどうしても低い位置になってしまいます。すると、本当の終値ははるか高い位置にあるのに、平均足で見ると、ほどほどに上昇した位置にとどまっているように見えることがあります。

そのような状態で、ローソク足を確認しないでトレードを開始してしまうと・・・高値掴みになりかねません。このため、平均足とローソク足を比較しながら使用しましょう。

 

2. ボックス相場はとても苦手です。

平均足はトレンドを把握するのに適したチャート分析方法です。
ということは、トレンドでない相場すなわちボックス相場で使うのは向きません。
下の米ドル/円(USD/JPY)でこれを考えましょう。

平均足のチャートをご覧ください。



陰線が何本も続いて下落トレンドだと思って売ったら、すぐに上昇に転換してしまい、損切りです。そこで、陽線が続いたのを確認して買ったら、すぐに下落に転じてしまい、再び損切りです。この間のチャートをローソク足で確認してみましょう。



完全にボックス相場を形成しています。これをトレンドと見なしてトレードすると、損切りを繰り返すことになっただろうと予想できます。

上のチャートでは、全ての値動きが分かった後に考えています。
このため、平均足で見てもローソク足で見てもボックス相場だと分かるのですが、トレンドの最初期にトレードを開始してトレンドの最後で決済しようと思うと、どうしてもボックス相場のワナに引っかかってしまいます。

この失敗を回避する方法の一つとして、あまりに大きな利益を狙わないという方法があるでしょう。
すなわち、トレンドの始めの動きと最後の動きでは、利益を得ようとせずに捨てます。

そして、トレンドの値動きの途中で利食いを狙います。

こうすると、ボックス相場のワナに引っかかってしまう危険を減らし、利食いできる確率を高めることができるでしょう。

FXで稼ぐ為の本音のチャート分析術

執筆者紹介

メディア掲載情報

ゆったり為替 (ゆったり かわせ)

【プロフィール】
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない
「ゆったりトレード」です。FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。スイングトレードやポジショントレードを得意分野としています。
趣味はバックテストです。



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