スイング&ポジショントレード主体の

平均足を使ってトレンドを判断する方法

平均足とは、ローソク足の修正版のようなチャートです。最初にローソク足チャートと平均足チャートを比較しましょう。チャートはマネーパートナーズからの引用です。

ユーロ/米ドル(EUR/USD)のローソク足チャートをご覧ください。



ローソク足の場合、上昇トレンドでも途中で下落があったり、足の長さが大きく違ったりして上下のトレンドが読みづらくなっています。

完成したチャートを後から眺めてもトレンドの把握が難しいのですから、チャートを見ながら「今後どうなるか?」を予想するのはもっと難しいということになります。

この欠点を回避するために移動平均線などが開発されました。

一方、平均足の場合はどうでしょうか。下のチャートをご覧ください。




先ほどのローソク足と全く同じ部分の平均足です。
平均足のほうが、明らかにトレンドが分かりやすいです。

陽線が出るときも陰線が出るときも、連続して出ています。しかも、陽線も陰線も実体部分が比較的大きく、かつ重なり合っていますので、パッと見てトレンドが分かります。


ということは、です。

平均足を使って大きなトレンドを把握することができれば、より大きな成功を手に入れられる可能性があるということです。上のEUR/USDチャートの場合、平均足で陽線が連続して出現したころを見計らってトレードすると、成功を収めることができたかもしれません。

 

ただぼんやり見てもトレンドが何となく分かる平均足ですが、足の一つ一つを見ても、ローソク足とは異なる特徴があります。そこで、代表的な内容を概観しましょう。


(1)上方向に長いヒゲがあるとき、上昇圧力が強いことを示します。
(2)下方向い長いヒゲがあるとき、下落圧力が強いことを示します。


これは、ローソク足とは逆です。
ローソク足の場合、上ヒゲが長いと、下落方向の示唆と考えることがあります。逆も同様です。どうしてこのような違いが出るのでしょうか。それは、平均足のチャートの作り方が影響しています。


<平均足のチャートの作り方>
高値・・・ローソク足と同じ
安値・・・ローソク足と同じ

始値・・・前日始値と前日終値の平均値
終値・・・本日の四本値の平均値(始値、高値、安値、終値の平均)

高値と安値は平均足とローソク足で変化ありませんから良いとして、終値をご覧ください。
本日の四本値の平均値です。


例えば、大きく上昇して、その後、高値と終値が同じになるような値動きをするとき、ローソク足で描くと長大陽線になります。しかし、平均足にすると、始値と安値の影響を受けてしまって終値が低い位置に描かれてしまいます。

陽線の実体部分が大きければ大きいほど、始値や安値と(ローソク足の)終値の差が大きくなります。すると、平均足の終値と高値の差がそれだけ大きくなってしまうということです。

このため、平均足においては、上ヒゲが長ければ長いほど上昇圧力が強いと読むことになります。

平均足は以上のような特徴がありますが、細かく勉強しなくてもトレンドを把握できる利点があります。大きな視野で相場を把握したいとき、平均足が活躍できるかも知れません。

FXで稼ぐ為の本音のチャート分析術

執筆者紹介

メディア掲載情報

ゆったり為替 (ゆったり かわせ)

【プロフィール】
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない
「ゆったりトレード」です。FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。スイングトレードやポジショントレードを得意分野としています。
趣味はバックテストです。



このコラムに関連するコンテンツ

FX初心者のためのステップレッスンガイド
FXって何?超入門編
ここは必ず押さえよう!基礎編
FXを始めよう!デビュー編

目的別で選ぶ・FX一覧

FX会社一覧

通貨ペア・FX一覧