スイング&ポジショントレード主体の

バックテストは最高なのに、実戦ではダメなストラテジーの見極め方

前回の記事の続きです。

チャート1


損益曲線1

上側のチャートで、損切りポイントを点Fにしていれば利益を確保できます。点C、D、Eでは損になってしまいます。その様子を下側の損益曲線で示しています。

では、損切りポイントを点FにすればOKなのでしょうか。おそらく、それは正しくないでしょう。というのは、上のチャートは過去の値動きだからです。将来も同じ値動きをするとは限りません。

例えば、下のチャート例のように動くかもしれないのです。

損益曲線2

過去のデータでは点Fで損切りすることは無かったのに、トレードしてみたら、点Fで損切りが成立してしまった・・・しかも、点C、D、Eよりも下の位置にあるから、損失額もとても大きいという結果です。

このようなトレードをしてしまっては残念です。そこで、上の例を元にして、パラメーターを変更してバックテストを繰り返す中でどのような点に気を付けるべきか、考えてみましょう。

・パラメーターを変更しても損益が極端に変わらないストラテジーを選ぶ

先ほどの例を教訓に考えるならば、これが言えるでしょう。すなわち、下のようなイメージです。

チャート2

上の例では、横軸のパラメーターを変更しても、先の例のような極端な成績の変化はありません。このようなグラフならば、先の例のような失敗を防げるのではないか、と考えることができます。

そして、この中で最も成績の良い点(上の損益曲線で矢印で示した部分)にパラメーターを設定すればOKということになります。

では、これを実行すれば先のような失敗はないか?と言えば、NOかもしれません。というのは、パラメーターは一つではないでしょうから。いろいろなパラメーターがあるでしょうから、それらを一つ一つチェックしましょう。

どの面から見ても完璧に素晴らしい!というストラテジーは、そうそう見つかるものではありません。どのストラテジーにもどこかに欠点があるものです。

あとは、その欠点を受け入れることができるか、その欠点が出てしまうのはチャート形状がどのようなときか、などを確認することになります。

特定のチャート形状での損益が不調だと分かったとすれば、しめたものです。その場面になったら、そのストラテジーを採用してトレードするのをやめましょう。

このような感じで調査して複数のトレード方法を確保しておくと、安定した利益を期待できるかもしれません。例えば、以下のようなトレード方法です。

・ボックス相場に強い方法
・トレンドに強い方法
・1日の値動きが小さいときに強い方法
・1日の値動きが大きいときに強い方法
など。

そして、自分の手持ちのトレード方法では勝てないという相場状況では、決してトレードしないことです。

FXで稼ぐ為の本音のチャート分析術

執筆者紹介

メディア掲載情報

ゆったり為替 (ゆったり かわせ)

【プロフィール】
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない
「ゆったりトレード」です。FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。スイングトレードやポジショントレードを得意分野としています。
趣味はバックテストです。



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