スイング&ポジショントレード主体の

政策金利の推移を調べてトレードに活かす方法

FXに直接関係する経済指標で重要なものの一つに、政策金利があります。政策金利は短期金利に大きな影響力を持つため、短期金利を元にして決められるスワップポイントにも大きな影響を与えるためです。

そこで、米国の政策金利の推移を確認しましょう。
2001年から2015年7月までのデータです。


2001年からジェットコースターみたいに下落して、その後2004年から上昇しました。
2007年から再び下落して、2009年からはゼロ近くに張り付いているな・・・ということが分かります。


この期間、日本の政策金利はゼロ近くを推移していますから、米国の政策金利の大きさが米ドル/円(USD/JPY)のスワップポイントの大きさに近いだろうと予想できます。


上のチャートは、当然のことながら過去の推移です。
しかし、将来の政策金利の値が予想できるとしたら?


これができた時期がありました。すなわち、2004年〜2006年あたりの政策金利です。

当時、米国は政策金利をゆっくり引き上げると公表して、実際に行動しました。そして、最終目標値は5.25%だとも公開していました。2004年〜2007年の政策金利推移のグラフを抜き出してみましょう。



2004年から、米公開市場委員会(FOMC)が開催される度に政策金利が0.25%ずつ引き上げられ、最終的に5.25%になっている様子が分かります。


これが「あらかじめ」分かっていたのですから、2004年にUSD/JPYを買ってじっと持ち続けるという方法が可能でした。円安を期待しつつ、次第に大きくなるスワップポイントも得ようという方法です。


では、この間のUSD/JPY推移を確認しましょう。
(マネーパートナーズのチャートからの引用です)


2004年は円高になるときもありましたが、2005年は米国の政策金利上昇に合わせて円安になっていることが分かります。

この円安の傾向は2007年半ばまで続きました。


よって、この時期にUSD/JPYを買って持つという行動は合理的であり、実際に行動すれば利益をあげることが可能でした。

 

各国の中央銀行は政策金利を操作しますが、その目的は物価の安定だったり、活発な経済活動を維持することだったりします。決して市場を驚かすことではありません。

このため、「将来の政策金利は××にします」という情報を公開することがあります。


よって、その示唆を見てトレードに応用すれば、良い結果が待っているかもしれないということになります。


ただし、良い結果が待っていることを確約できないという問題があります。
なぜなら、中央銀行は「以前は継続的な政策金利引上げが必要だと思っていたけれど、経済の状況が変わったからやめます」と方針転換することがあるからです。


よって、中央銀行のアナウンスを良く見ることが必要であると同時に、あまりに信用しきってしまわないようにしましょう。

FXで稼ぐ為の本音のチャート分析術

執筆者紹介

メディア掲載情報

ゆったり為替 (ゆったり かわせ)

【プロフィール】
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない
「ゆったりトレード」です。FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。スイングトレードやポジショントレードを得意分野としています。
趣味はバックテストです。



このコラムに関連するコンテンツ

FX初心者のためのステップレッスンガイド
FXって何?超入門編
ここは必ず押さえよう!基礎編
FXを始めよう!デビュー編

目的別で選ぶ・FX一覧

FX会社一覧

通貨ペア・FX一覧