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人口動態分析で超長期の分析をすると、何が分かる?

ファンダメンタルズを分析する場合、その対象は様々ですが、最も基本的かつ最も重要なデータは人口動態分析だと筆者は考えています。

なぜなら、為替レートは人がいるからこそ存在するのであり、人の活動の結果として様々なデータが形成されるからです。

将来の人口が減るならば、その通貨を使う人数も減るでしょう。すると、その通貨に対する需要が減ると見込まれますから、その通貨は弱くなると予想できます。

極端な話、その通貨を使う人がいなくなるならば、長期的に見て為替レートは大暴落の末に消えてなくなるでしょう。
ただし、この例は極端すぎますが。

 

そこで、日本の人口の様子を歴史的に確認しましょう。下の図をご覧ください。1920年の人口ピラミッドです(総務省統計局ホームページから引用。以下同じ。)。


(04_人口ピラミッド1920)


ピラミッドという名前にふさわしく、三角形です。
すなわち、年齢が高くなればなるほど人口が減っているということです。
色が3つに分けてありますが、黒が老年人口、紫が生産年齢人口、青が年少人口を示します。

年齢が80歳ともなると、超高齢者です。世の中を探し回ってようやく見つけられる、そんな感じでしょう。


また、よく見ると、0歳児の人口が飛び抜けて多いことが分かります。しかし、すぐ上の階層に行くと、人口が一気に減っていることが分かります。
当時の日本では、生まれてから1歳程度まで生き延びることが大変だったということが分かります。


七五三やひな祭りなどの年中行事について、現代日本と当時では意味合いが大きく異なっているのだろうな、と予想できます。
「よくここまで生きて成長した!えらいぞ!」と、自分の子供を褒めるとともに、神仏への感謝の度合いも今とは大きく違うだろうと思います(筆者の予想です)。

 

さて、時は流れます。2010年の人口ピラミッドを確認しましょう。


(04_人口ピラミッド2010)


1920年当時とは形が大きく異なります。壺のような形をしています。
60歳くらいの年齢層が最も人口が多く、団塊の世代です。
そして、団塊ジュニアと呼ばれる30代後半あたりの層も人数が多くなっています。

1920年代の80歳はとても珍しい状況でしたが、2010年になると大勢いることが分かります。100歳以上もかなりの人数です。


一方、これらの層の人口に比べて、30代前半以下になると、若くなればなるほど人口が減っている様子が分かります。団塊ジュニアの世代で子供を持っていない世帯が相当数に上ることが予想されます。


では、将来の人口構成はどうなるでしょうか。そして、それを受けたトレード戦略はどうすると良いでしょうか。次回考察します。

FXで稼ぐ為の本音のチャート分析術

執筆者紹介

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ゆったり為替 (ゆったり かわせ)

【プロフィール】
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない
「ゆったりトレード」です。FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。スイングトレードやポジショントレードを得意分野としています。
趣味はバックテストです。



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