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バックテストの結果を使ってトレードするときの注意点

今までスイングトレードのバックテストについて考察してきました。

ここで、バックテストを実際のトレードに応用する際の注意点(一部)をご案内します。この内容はスイングトレードに限らず、デイトレードなどにも当てはまりますので、ぜひ参考にしてください。

注意点1: バックテストは過去の検証に過ぎない

バックテストは過去のデータを使って検証しています。将来のデータではありません(当然ですが・・・)。将来の為替レートがどのように動くのかは、誰にも分かりません。

このため、バックテストの成績が良かったからと言って、これからもずっと良い成績を出し続けるという保証はどこにもありません。

この理由により、どんなにバックテストの成績が優秀だったとしても、そのストラテジーに投資資金全額を投入するような賭けは止めましょう。

また、バックテストの期間は少しでも長いほうが良いです。というのは、バックテスト期間が長ければ、その分だけ様々なチャートパターンで検証できるからです。少しでも多くのチャートで検証することで、そのストラテジーのメリットとデメリットをあぶりだすのです。

過去1か月分よりも1年分、過去1年分よりも5年分のデータを使ってバックテストをしたほうが良いでしょう。

注意点2: スリッページの発生やスプレッドの広がりに注意

バックテストは、過去の為替レートをそのまま使ってストラテジーを検証します。このため、スリッページはありません。スプレッドが広がったり狭くなったりということもありません。

どんなことがあろうとも、過去データがそのまま使えるという前提に立っています。

このため、為替レートの値がひどく動いてスリッページが多かったり、スプレッドが広くなったりするときにトレードをすると、バックテストと同じような結果を得ることが難しくなります。

例えば、米雇用統計発表時に自分の思い通りにトレードしようと思っても、スリッページが出てしまったり期待通りに約定できなかったりすることがあっても仕方ありません。

よって、バックテストと実際のトレードの成績が一致しないのはむしろ自然だということも可能でしょう。

ただし、スイングトレードの場合は、1トレードの損益が100銭を超えることも珍しくないでしょう。このため、スリッページなどは誤差の範囲として片づけられる場面が多いかもしれません。

デイトレードやスキャルピングの場合には、この注意点はとても重要な事項となりますので注意が必要です。

心配な場合は、現金を投入して取引する前に、デモ口座を使ってストラテジーを試すことも選択肢となるでしょう。これをフォワードテストといいます。

 

FXで一番稼げるトレードスタイルの選び方

執筆者紹介

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ゆったり為替 (ゆったり かわせ)

【プロフィール】
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない
「ゆったりトレード」です。FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。スイングトレードやポジショントレードを得意分野としています。
趣味はバックテストです。



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