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継続的に稼ぐことができるストラテジーを作るポイント

このコラムでは、移動平均線のストラテジーを例にして検証してきました。
私が例として出したものは、一言で書けば「継続的に稼ぐことが難しそうなストラテジー」になってしまいました。

では、移動平均はダメだと決めて、他のストラテジーを考えましょうか?それでも構わないかもしれませんが、移動平均線のストラテジーに少し手を加えて再びバックテストをしてみるのも良いでしょう。

というのは、ストラテジーの数字を少し変更するだけでも、その成績が大きく変わることがあるからです。今回は、2つのパターンで数字(パラメータ)を修正してみましょう。


(1)利益率を変更する

先の移動平均線のストラテジーでは、利益率を1.5%としました。すなわち、1.5%の利益を得たら利食いするということです。これを、強気に10%に変更してみましょう。10%という大きな利益を獲得したら利食いするのです。

その結果は、以下のグラフの通りです。

損益ゼロを示す緑の横線が、画面中央に下がってきました。利益率を修正する前の1.5%の損益グラフと比較してみましょう。

明らかに、利益を10%に設定したほうが大きな利益を得ています。そこで、この移動平均線のストラテジーでトレードをするならば、利益率を高くしてトレードしたほうが良いかもしれないということになります。

ただし、利益率10%にした場合でも、損失が増えている期間があります。そこで、損失が増えている期間のチャートを確認しなければならないでしょう。同じようなチャート形状になるときには、この取引方法は使えないだろうと予想できます。

もう一つ、別の方法でパラメータを修正してみましょう。

(2)3日移動平均と9日移動平均にする

先の移動平均のストラテジーは、5日移動平均と20日移動平均を使っていました。これをやめて、3日と9日にします。利食いする利益率は1.5%のままとします。

この時の損益の推移は以下の通りです。

うーん。という感じです。稼ぐためにトレードしているのに、ほぼ損失が増え続けるというとんでもないストラテジーになってしまいました。

このようなストラテジーは採用することができません。捨てましょう。

しかし、このようなストラテジーでも使える場合があります。というのは、上のバックテストは過去6年以上にわたって検証しています。かなり長い期間です。そこで、今後、以下のような想定を頭の片隅においてトレードできるかもしれません。

「3日移動平均線と9日移動平均線で売買シグナルが出たら、為替レートは逆方向に大きく動くかも?」

シグナルと逆方向にトレードするのは勇気がいるかもしれません。しかし、トレードしなくても、その可能性を頭においておくことはできるでしょう。

FXで一番稼げるトレードスタイルの選び方

執筆者紹介

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ゆったり為替 (ゆったり かわせ)

【プロフィール】
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない
「ゆったりトレード」です。FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。スイングトレードやポジショントレードを得意分野としています。
趣味はバックテストです。



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