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移動平均線を使うトレードは有効だろうか?

日足を使った移動平均線のトレードの有効性を検証しましょう。FXに限らず、移動平均線はチャートを使ったトレードの代表的なものとして知られています。果たして、どれほどの有効性があるのでしょうか。

最初に、移動平均線とは何か?について、簡潔に確認しましょう。

例えば、5日移動平均線は、直近5日間の終値の平均値をつなげてできる線です。時は1日1日と過ぎていきます。よって、「直近5日間の終値の平均」も、1日ごとに変化していきます。

そして、為替レートが上昇傾向になれば、少し遅れて5日移動平均線も上向きになります。

「少し遅れて」とありますが、これは仕方がありません。5日移動平均の場合、それぞれの足の終値の価値は全体の5分の1しかありません。このため、為替の最新レートは上昇傾向にあっても、それが5日移動平均のデータに波及するのにはどうしても時間がかかってしまうのです。

では、5日移動平均線は存在価値がないのか?といえば、そんなことはありません。日々の為替レートは上がったり下がったりして、全体としてどのような動きをしているのかを把握することが難しい場合は多々あります。

しかし、5日移動平均線でチャートを読むと、大きな凹凸がなだらかになって相場を読み易くなります。下にチャートを並べました。2013年10月〜11月のUSD/JPYです。ローソク足だけよりも、5日移動平均線があるほうがトレンドを読み易いです。


上の例では5日間のデータで考えていますが、20日でも構いません。そして、20日移動平均線の場合、為替レートが上昇トレンドに入っても、実際に20日移動平均線が上向きになるのは5日移動平均線よりも時間がかかります。

というのは、20日移動平均線においては、一つ一つのデータの価値は全体の20分の1しかないためです。

この5日移動平均線と20日移動平均線の「差」を利用して、シグナルとします。

・20日移動平均線は反応が遅い。
・5日移動平均線は、20日移動平均線よりも反応が早い。
→ 5日移動平均線が20日移動平均線を下から上に抜けたら、買いのシグナル。

上のチャートは、ローソク足に移動平均線2つを重ねたものです。5日移動平均線(赤線)が20日移動平均線(青線)を下から上に抜けるときに買い、上から下に抜けるときを売りのシグナルとします。

上のチャートでは、買いのシグナルが2つあります(矢印部分)。左のシグナルは外れ、右のシグナルは当たりのように見えます。

では、この方法で取引した時に利益をあげることができるのでしょうか。直感で考えると、YESでもありNOでもあるような気がします。

「気がします」というトレード方法に対して自分の大切なお金を投入するのは、ギャンブルに近い雰囲気があって危険でしょう。そこで、次の記事でバックテストを試みましょう。果たして、移動平均線を使うトレードは有効でしょうか?

 

FXで一番稼げるトレードスタイルの選び方

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ゆったり為替 (ゆったり かわせ)

【プロフィール】
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない
「ゆったりトレード」です。FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。スイングトレードやポジショントレードを得意分野としています。
趣味はバックテストです。



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