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どうしても損切り注文が出せない人のために(オフセット注文)

どのポイントで損切りすべきか?について、前回の記事で、想定される利益と損失の比較で考察しました。しかし、これは実行できないという方がいてもおかしくありません。

というのは、損切りをするのはトレードで勝つために必要だと言われることとはいえ、実際に損失を確定することはストレスのかかる作業だからです。

ランチを安く済ませようと思えば500円で食べられます。1,000円を超えれば、ちょっとリッチな気分を味わうことができるでしょう。なのに、ただ画面に向かってマウスをクリックしただけなのに、画面の向こうで何万円も消えてしまうなんて耐えられない!となっても、それは自然なことだと思います。

そのような皆様にとってトレードの選択肢となるのが、外為オンラインの「オフセット注文」です。最初に、簡潔にこの注文方法を説明しましょう。

「最初に手数料を支払えば、満期時にどれだけ損失を計上していようとも、1円たりとも支払う必要なし。逆に、利益が出るときはすべて自分のものになる」です。

これを下のキャプチャで確認しましょう(外為オンラインのホームページから引用)。

上のキャプチャでは、USD/JPYを120.00円で10,000通貨買っています。この時のオプション料として10,000円を支払ったと想定しています。実際の金額は相場状況により異なります。

その後、残念ながら円高になっていく様子が描かれています。1週間後または1か月後に満期がやってきます(満期前でも自由に決済することができます)。上のキャプチャでは大損となっていますが、この損失については1円も支払う必要がありません。

この取引において、為替レートによって損益がどのように変化するのかを確認しましょう。

横軸がUSD/JPYレート、縦軸が損益です。USD/JPY=120.00円で10,000円を支払いました。このため、最終的にUSD/JPY=120.00円で決済した時の損益はマイナス10,000円です。

USD/JPYが120.00円よりもどれだけ円高になろうとも、追加で支払う損失はありません。USD/JPY=1円になっても、追加の損失はありません。

一方、USD/JPY=121.00円になれば損益がゼロになり、それ以上に円安になればなるほど、すべての利益が自分の手元に残るという仕組みです。

この取引の利点は、損切りができなくて損失が膨らんでしまうという可能性がないことです。欠点を探しますと、上の例の場合、USD/JPY=120.00円で買ったのに、120円〜121.00円で決済する場合には損失になるということです。

どこからどう見ても顧客が100%有利だという商品はありませんので、これは仕方ありません。

しかし、満期は最大で1か月です。1か月もあれば、為替レートが大きく動くことは珍しくありません。そこで、何か波乱があって大きく動きそうだけれど、損した時のことを考えると怖くてトレードできない・・・という場合にも使える方法です。

損切りが苦手だという方にとって、オフセット注文は検討に値する仕組みでしょう。

 

FXで一番稼げるトレードスタイルの選び方

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ゆったり為替 (ゆったり かわせ)

【プロフィール】
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない
「ゆったりトレード」です。FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。スイングトレードやポジショントレードを得意分野としています。
趣味はバックテストです。



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