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顧客の成績からみるとラダーよりもレンジのほうが良い?

今回も、顧客のレンジ取引の成績を確認しましょう。最初に、判定時刻を迎えた取引の成績と、全取引の成績を比較します。全取引とは、判定時刻を迎えた取引と、途中で反対売買して取引を終了したものの合計です。





よく見ると両者に違いはあるのですが、その違いはわずかであり、どちらが有利か不利かを判断することは難しいように思います。

→ レンジにおいては、判定時刻まで取引を継続しても、途中で取引を終了しても、成績に大差はない

反対売買をして終了するということは、取引を2回するということです。その分、FX業者にとって収益が高くなります。FX業者の収益が高くなるということは顧客にとって不利になるということです。

それでも、成績はほとんど変わりがありません。これは、「今は為替レートが勝ちの範囲にあるけれども、判定時刻には為替レートが負けの範囲に行きそうだ!」ということを適切に判断できている結果なのかもしれません。


次に、損失を計上した取引の割合を確認しましょう。これは、金額ベースでなく、勝敗数の比率をグラフ化したものです。



2014年末〜2015年初めにかけて、負けトレードの割合が少し上昇していることが分かります。しかし、負けトレードの割合は概ね30%台〜40%台といったところでしょうか。

30%を下回っている月も散見されます。すなわち、全体の70%以上のトレードで顧客が勝った月があるということです。これは大変な数字です。

これも、ラダーの場合と比較しましょう。



レンジの場合と違って、ラダーの損失取引の割合は徐々に低下いていることが分かります。しかし、2015年の損失取引の割合は概ね45%を超えるあたりの数字で推移しており、レンジよりは高い数字になっています。

ここで、まとめをしましょう。

1 レンジの取引は:
(1)損失を出した口座の割合が毎月50%台〜60%台くらいである
(2)ペイアウト率が100%を上回ることが少なくない

2 ラダーと比較しますと:
(1)レンジのほうが、損失を出した口座の割合が低い
(2)レンジのほうが、ペイアウト率が高い
(3)レンジのほうが、損失を出したトレード数の割合が低い

以上のことから、「統計では、ラダーよりもレンジのほうが勝てる可能性が高そうだ」ということが言えます。

現在、ラダーの成績で健闘しているならば、これからも引き続きラダーで勝負するのが良いかもしれません。統計は統計であり、個人個人の成績と同一ではありません。今よりもより良い成績を求めるならば、レンジに挑戦する価値はあるでしょう。

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執筆者紹介

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ゆったり為替 (ゆったり かわせ)

【プロフィール】
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない
「ゆったりトレード」です。FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。スイングトレードやポジショントレードを得意分野としています。
趣味はバックテストです。



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