スイング&ポジショントレード主体の

バイナリーオプションとFXの違いを徹底解説A

バイナリーオプションはFXとどのように違うのかの考察を続けましょう(2回目/全3回)。


(2)取引の方法が少ない。


FXは業者間の競争が激しくなってきたことから、取引方法も多様性が出てきました。成行や指値といった基本的なものから、時間指定やシステムトレードの要素を含んだものまで様々です。

しかし、バイナリーオプションでは基本的に成行だけで取引します。取引開始から満期までの時間が2時間〜3時間という長さが一般的ですから、成行だけでも十分なのです。

取引の方法が多様だというのは、一見すると良いことです。しかし、混乱の原因にもなります。だったら、初めから成行だけと決められているほうが楽です。

 

(3)通貨ペアが限られている。

取引可能な通貨ペアが限られているのも、バイナリーオプションの特徴でしょう。株式だと数千の銘柄があります。FXだと10から50くらいの間が一般的です。しかし、バイナリーオプションで取引できる通貨ペア数は1桁です。

業者によって異なりますが、3種類〜8種類といったところでしょう。しかし、これで十分です。

というのは、一般的には満期まで2時間〜3時間という短い取引です。何千も銘柄があってもチェックできません。それよりも、特定の通貨ペアについて時間帯別(朝、夕など)の値動きの傾向を把握するほうが、利益を確保するうえで重要でしょう。

 

(4)為替レートが全く動かなくても稼げる。


FXの大きな欠点。それは、為替レートが動かないときはどうしようもないということです。範囲の小さなボックス相場になってしまったら、次のトレンドができるまでひたすら待つしかありません。しかし、バイナリーオプションの場合は、為替レートが動こうが止まっていようが関係ありません。判定時刻に、為替レートが判定レートよりも上または下にあればOKという取引ですから、値動きの大きさは関係ないのです。

よって、値動きが小さいときは特に、バイナリーオプションの優位性が目立つでしょう。

 

(5)想定以上の損失を計上する可能性がない。

2015年1月15日のスイスショックでは、いくつものFX業者が倒産または経営危機に陥りました。なぜでしょうか。原因は、顧客の損失にあります。

顧客が預入証拠金よりも多額の損失を計上してしまうと、顧客はFX業者に損失の超過額に相当するお金を支払わなければなりません。FX業者は、この金額を回収できない場合、業者自身がその額を負担しなければなりません。

スイスショックでは顧客の損失があまりに大きく、FX業者の中には未入金額を負担できないところが出ました。このため、倒産または経営危機となったのです。


では、日本においてはどれくらいの顧客がどれくらいの借金を背負うことになってしまったのでしょうか。日本証券業協会の発表資料によりますと、1,137人の個人が借金を背負い、一人当たりの平均額は170万円ほどでした。


FXの怖さはここにあります。
投資で損したうえに借金まで背負うことがあるのです。


しかし、バイナリーオプションではそうなる可能性がありません。
負ければ、掛け金を失うだけです。掛金以上に支払いを要求されることはありません。
これも、バイナリーオプションのメリットといえましょう。


次回に続きます。

バイナリーオプションを攻略する3つの必勝法

執筆者紹介

メディア掲載情報

ゆったり為替 (ゆったり かわせ)

【プロフィール】
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない
「ゆったりトレード」です。FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。スイングトレードやポジショントレードを得意分野としています。
趣味はバックテストです。



このコラムに関連するコンテンツ

FX初心者のためのステップレッスンガイド
FXって何?超入門編
ここは必ず押さえよう!基礎編
FXを始めよう!デビュー編

目的別で選ぶ・FX一覧

FX会社一覧

通貨ペア・FX一覧