スイング&ポジショントレード主体の

平均足で相場のトレンドを把握する方法

今回は、少し変わったチャートをご紹介しましょう。
平均足と呼ばれるものです。
ローソク足との違いを確認するために、最初に下のチャートをご覧ください。

2014年7月〜8月の米ドル/円のチャートで、上がローソク足で下が平均足です。どんな違いがあるでしょうか。


上のローソク足は、陽線と陰線が入り混じっています。
陽線とは、ローソク足の実体部分が白いものでした。為替レートが上昇したことを示します。一方、陰線とは、ローソク足の実体部分が黒いものです。

為替レートが下落したことを示すものでした。

ローソク足の場合、トレンドを読むことは可能ですが、上昇トレンドに陰線が入ることがしばしばあります。すると、一目で上昇トレンドだと分かるような状況ではありません。ある程度の経験が必要です。


一方、下の平均足はどうでしょうか。
上昇トレンドの時には陽線ばかり並んでいます。陰線があまり入っていません。
下落トレンドの時には陰線が並んでいます。陽線はあまり入っていません。

これが良く分かる部分を赤枠で囲ったチャートを下に再掲します。


すなわち、以下のことが言えます。

「平均足を使うと、相場のトレンドを把握するのが容易である。」

平均足は、トレンドを把握してトレードするときに有用な方法です。

では、どこで取引を開始しましょうか。こうしなければならないという特定の決まりはありませんが、陽線が2つ連続した場合は買い、陰線が2つ連続した場合は売りとすることが可能です。

そして、買ったときは、次の陰線が出るまで、あるいは陰線が2本連続して出現するまで持ち続けます。売りの場合は逆です。このトレード方法は比較的簡単です。


では、平均足の弱点も確認しておきましょう。
平均足はトレンド相場が得意です。ということは、ボックス相場が苦手です。

ボックス相場で上の方法でトレードした場合にどうなるか、下のチャートで確認しましょう。


上側がローソク足、下側が平均足です。左側にある赤矢印部分をご覧ください。
平均足で陽線が2本連続して出現したので、その次の足の始めで買いです。
しかし・・・矢印の上をご覧ください。


平均足で判断して買った時には、為替レートはすでにボックス相場の上限あたりまで上昇しています。これではほとんど勝てません。


次は、右側の赤矢印部分をご覧ください。平均足で陰線が2本連続して出現したので、その次の足の始めで売りです。しかし・・・矢印の上をご覧ください。

平均足で判断して売った時には、為替レートはすでにボックス相場の下限あたりまで下落しています。

 

以上のとおり、平均足はボックス相場で有効に機能してくれません。
全ての相場で有効に機能する方法があれば良いのですが、残念ながらそういう方法はないようです。

とはいえ、平均足はトレンド相場で有効に働いてくれますから、
トレンド相場用のチャート分析方法として使うと良いでしょう。

FXで稼ぐ為の本音のチャート分析術

執筆者紹介

メディア掲載情報

ゆったり為替 (ゆったり かわせ)

【プロフィール】
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない
「ゆったりトレード」です。FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。スイングトレードやポジショントレードを得意分野としています。
趣味はバックテストです。



このコラムに関連するコンテンツ

FX初心者のためのステップレッスンガイド
FXって何?超入門編
ここは必ず押さえよう!基礎編
FXを始めよう!デビュー編

目的別で選ぶ・FX一覧

FX会社一覧

通貨ペア・FX一覧