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ボックス相場(レンジ相場)からトレンド相場に変わるときの特徴

前回第5回は、為替レートがボックス相場にあるときのトレード方法を考察しました。
今回は、ボックス相場が終了してトレンドを形成するときのトレード方法を考察しましょう。


ボックス相場が永遠に続いてくれるならば、前回のトレード方法を使った取引を検討できます。 しかし、ボックス相場はいつか終了します。
下のチャートは、2014年6月から同年8月にかけての米ドル/円相場の様子です。


2014年は2月ごろからボックス相場が続いてきたのですが、同年8月に
円安方向に離れました。半年近くも同じところでウロウロしていましたから、
ひとたび動き出すときのトレンドは強力です。


そのまま円安が進行し、最終的には1米ドル=120円に到達してしまいました。
この状況で何とか利益を獲得できないかを考えます。

 

ボックス相場が終わってトレンド相場になるときの特徴は何でしょうか。
それは「為替レートがボックス相場の範囲から離れる」ことでしょう。
上でご紹介したチャートもそうなっています。


そこで、一つのトレード方法が考えられます。


・ボックス相場から為替レートが離れたら、離れた方向に売買する。


「離れた方向」とは、為替レートが動く方向です。
上のチャートで言えば、米ドル/円を買います。


では、この方法でいつも勝つことができるのでしょうか。
残念ながら、この場合もはやりNOになってしまいます。
前回第5回で使用したボックス相場のチャートをご覧ください。赤い線は補助線です。


赤の線を越えて円安方向に動いているときが2回あります。
上でご紹介した方法を使うならば、買います。
しかし、ほどなくして2回とも元のボックス相場に戻ってしまいました。

この例では再びボックス相場の中で動いていますが、いつもそうなるとは限りません。
円高方向に突き抜けてしまうこともあります。


これは本当に困る状況です。


このように、チャート分析で買いだと判断して買っても、実際には円高になってしまうという状況を「ダマシ」といいます。ここは2回もダマシがありました。


では、ダマシが怖いから取引しないという場合は、どうでしょうか。
この場合は、2014年8月以降の円安トレンドで利益を得ることができなくなります。

そこで、ボックス相場から離れる場合の取引方法に修正を加えてみましょう。


    ・為替レートがボックス相場から離れた直後はトレードしない。
    トレンド相場になってから、トレンド相場のトレード方法で取引をする。

 

具体的には、下のチャートの通りです。
ボックス相場終了後の最初の取引開始ポイントで買うのです。


この方法でも完璧だとは言えないのですが、トレード開始時期を決定するための参考になるでしょう。

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執筆者紹介

メディア掲載情報

ゆったり為替 (ゆったり かわせ)

【プロフィール】
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない
「ゆったりトレード」です。FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。スイングトレードやポジショントレードを得意分野としています。
趣味はバックテストです。



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