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ボックス相場(レンジ相場)のトレード方法

第4回はトレンド相場について、その内容やトレード方法例を考えました。
今回は、ボックス相場(レンジ相場ともいいます)について考えましょう。

ボックス相場についても、初めにその定義を決めましょう。

「一定の範囲内で、為替レートが行ったり来たりすること」


すなわち、下図のような状態です。これは明らかにトレンド相場ではありません。
上方向でもなく下方向でもなく、フラフラと動いています。


実際の為替レートで確認しましょう。2014年2月から2014年4月までの米ドル/円のローソク足チャートです。



このチャートを見ますと、101円〜101.50円あたりまで為替レートが下がると、
上昇に転じていることが分かります。また、例外があるものの、102.50円〜103円あたりまで為替レートが上昇すると、反転して円高になっている様子が分かります。

下の図は、赤の補助線を追加したチャートです。

一定の範囲内で上下動を繰り返していることが分かります。
例外があることが気になる場合は、赤の破線あたりに補助線を引いても良いでしょう。



では、この相場でトレードする方法を考えましょう。ボックス相場の特徴をそのまま使います。ボックス相場の定義をもう一度確認しましょう。

「一定の範囲内で、為替レートが行ったり来たりすること」

上の米ドル/円チャートで言えば、一定の範囲内とは101円前半〜103円弱くらいです。
よって、このようなトレード例を考えることができます。


(1) 為替レートがボックス相場の下の端まで下がったら買う
(2) 為替レートがボックス相場の上の端まで上がったら売る


うまくいけば連戦連勝が可能です。しかし、これでうまく勝てない場合もあります。
例えば、上の米ドル/円チャートですと、(1)の方法で買えば成功していました。

しかし、(2)の場合はどうでしょうか。


赤の実線部分で売ったのに為替レートが上昇してしまって冷や汗をかく場面が2回あります。では、赤の破線部分まで為替レートが上昇してから売れば良いでしょうか。

その方法も良いのですが、取引機会がとても少なくなってしまいます。
本来得られていた利益を捨てるのは、少々もったいないようにも思います。

そこで、取引方法に多少の修正を加えることも可能でしょう。


(3) 為替レートがボックス相場の下の端まで下がったあと、反転して少し上昇したら買う
(4) 為替レートがボックス相場の上の端まで上がったあと、反転して少し下落したら売る


このようにすると、為替レートがボックス相場で動き続けていることを確認しながら取引できます。


ボックス相場の端で取引を開始したほうが、より大きな利益を得られます。
それは確かにそうなのですが、損失となる可能性が少ない方法を優先するという考えならば、(3)(4)の方法の採用を検討できるでしょう。

そして、ボックス相場から離れてしまうときのために、損失を確定する注文を出しておくことも忘れないようにしましょう。

FXで稼ぐ為の本音のチャート分析術

執筆者紹介

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ゆったり為替 (ゆったり かわせ)

【プロフィール】
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない
「ゆったりトレード」です。FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。スイングトレードやポジショントレードを得意分野としています。
趣味はバックテストです。



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