日銀によるマイナス金利導入その時どう動いた?【パート2】

みなさん、こんにちは。トレーダーのボリ平です。


前回に引き続き、「日銀金融政策決定会合の発表」のレポートの続編です。


12:20バイトレの取引を終えた後、1分後にドル円が急騰!


何が何だかわからないまま、 上昇の理由を「マーケット情報」から探しました。



日経が日銀発表をすっぱ抜いた?

(図1)【バイトレ】マーケット情報から


バイトレには、取引画面からみられるマーケット情報があります。

『ログイン → 取引支援ツール →  マーケット情報』

ここではグローバルインフォ(GI24)による

世界の最前線のニュースが24時間タイムリーに配信されています。
(FXTFのMT4口座からも見ることが出来ます)


【12:26】配信のヘッドラインニュースを見ると、

日経新聞による「日銀がマイナス金利の導入を議論」

という報道があったことが判りました。


この報道に市場が反応し、ドル円急騰となったのです。


「日経が情報をリークしたの?」「マイナス金利って何?」

続報がどんどん入る中、

ちょうど国内株式市場が昼休みだったこともあり大混乱となっていました。


しかし、まだ本当の日銀による発表はありません。


ここで焦ってポジションを取るよりも、

しばらく動向を見たほうがいいと判断しました。



【12:39】日銀発表による本当のドル円急騰はここ!

(図2)FXTF MT4のドル円チャート


バイトレと同じFXTFのFX口座、MT4のドル円チャートです。


時間足別に「1分・5分・15分・日足」を表示しています。


日銀の発表があったのは、予定よりも遅い「12:39」。


日経報道どおり、国内初の「マイナス金利導入」という特大バズーカ砲でした。


これにより、ドル円は118円から一気に121円台へ『3円』も上がりました。


この上昇幅は尋常ではありません。


東京時間のドル円相場は大きく動いたとしても、せいぜい50銭程度なのです。



日銀によるマイナス金利政策とは?

銀行などの金融機関が日銀に預金する分について現行の『年+0.1%』から、

2月16日以降の金利を『年−0.1%』に引き下げる金融政策です。


この政策により金融機関は日銀に預ける資金を融資などの市場に回し、

経済活動を活性化させる意図があります。



勘違いしてはいけないのが、

今回のマイナス金利は当座預金を持つ金融機関に適用されるものであり、

“一般的な預金口座の資金が減るという事ではない!” という点です。


ただし、金融機関が収益悪化を防ぐため

預金金利を引き下げる動きが出ています。



また資金を海外投資に充てた場合、

円高抑制、株高となり景気回復の施策ともなります。


この導入が経済活動にどのように反映されるか、

相場動向はどうなるか?じっくり見て行く必要があります。



【バイトレ】次回号は既に完売

(図3)バイトレ第3回号チケット完売


12:10スタートのバイトレ第3回号がすでにスタートしていましたが、

日銀報道によるドル円急騰で、スタート時に設定されていた目標レートを

大きく上回ったため、すべてのHIGH側のチケットが「1000円(または1000円)」

になり購入不可となっています。


バイナリーオプションでは取引時間中にこのような大きな変動があると、

途中でチケットが購入出来なくなる場合があります。


その後再び価格が目標レート内に近づいてきたら、

プレミアムが下がりチケットが購入できるようになります。


ただし、今回のようなサプライズの場合、

市場の反応をよく確かめて取引をしないと、

単なる急騰で終わらない場合があるので、

すぐに反対売買を仕掛けるのはキケンです。(FXでドル円ショートなど)


その後のドル円相場がどうなったのか見てみましょう。



ドル円高値キープ

(図4)マネックスFXプレミアムfor Smartphone ドル円1分足チャート


日銀発表から20分経過したドル円1分足チャートです。


一時的な急騰の場合、しばらくすると下がってきますが、

今回の要因は市場に大きなインパクトを与えるものだったので

ドル円は高値圏を維持しています。


この時日経平均株価も上昇し12:41の時点で、

前日比579.04円高い17620.49円という大幅高に。


東京時間は「ドル円と日経平均株価」が連動しやすいので、

日経の動きを参考にしながらドル円の取引をするといいかもしれません。



NY時間終了後のチャート

(図5)マネックスFXプレミアム for Smartphone ドル円30分足チャート


日銀によるマイナス金利政策は「株安・円安の切り札」です。


これは海外市場にも好感され、欧州〜NY時間もドル円は高値を維持。


下落するどころか、NY時間には本日最高値を記録し、

121円台をキープしたまま週末を迎えています。


しかし、その後はマイナス金利政策導入後、

わずか数日で元の水準に戻り

現在は導入以前よりもさらに円高で推移しています。
《2016年2月8日現在:1ドル116.28円》


「今後の相場がどのように動いていくのか?」

これを予想するよりも トレーダーとして必要なのは、

“どんな相場でも乗りこなせる技術と、相場勘を身に付ける事”

だと思います。



相場に“いつもと違う雰囲気”を感じたら「何かあるかもしれない」と用心する。

事件・事象が起きる前に、すでに相場には変化が起き始めている。

相場では何が起きるかわからない。
常に冷静に客観視できる目を持つことが大切です。


バイナリーオプションを攻略する3つの必勝法

執筆者紹介

メディア掲載情報

ボリ平 (ぼりへい)

【プロフィール】
FX&バイナリーオプション専業トレーダーです。 毎日コツコツトレードを行えば、相場が判ってきます。 難しいテクニックは不要。 ”自分に合ったトレードスタイル”を見つけることが出来れば どんな相場でも成果を上げていく事が可能だと思います。



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